前回に引続き。
~あらすじ~
30歳近い男が躍起になってカードゲームに奮闘し
完成したデッキを説明し始めたよ。(誰にも頼まれてないのに)
……。
というわけで(涙を雑巾で拭いて直後に気づいて顔をしかめながら)、
今回はシノビロックの[プレイング]についてのお話です。後編。
[構築編]の前編はこちら。
http://darkcharizard40.diarynote.jp/201203121531136495/
このデッキはプレイングも含めてストーリーが出来上がっているので、
なんも考えずに適当に使うと草とロウソクが踏み潰されて負けるだけの
ボロ雑巾のような結果になります。
◆コンセプト及びミッション◆
まずは土台から見ていきます。
①ラフレシアを立ててロック状態を作る
②ミュウでアギルダーをロストし、「なぐってドロン」を使えるようにしておく
③シャンデラ、ダークライ立てて、呪いの影を自在に使えるようにしておく
上記三点が最初の目的地となります。
通常のコンボデッキの場合、目的地に到達してから
ようやくバトルが開始できるようになるため、
完成したコンボが相手のカードパワーを上回らないと話にならないのですが、
今回でいうと完成すると相手は完全停止に近い状態になるので
極端な話「負けきる前に完成」すれば問題ないです。
この点がロックデッキがほかのコンボデッキとの違うところ。
ちなみに上記3点は優先順位順に並んでいます。が、
現実的にはミュウがロストするほうが簡単なので②→①→③となることが多いです。
◆実際のプレイング◆
では、実際の流れを紹介します。
●序盤
ミュウ、ピィ、ナゾノクサ×2を用意することが最優先。
理想的な1ターン目は
・バトル場にピィorミュウ
・ポケモンコレクター→ナゾノクサ及び足らない上記どちらかを選択
・ナゾノクサを2体出す
・ミュウで黄泉送りorピィのピピピ
です。
とにかくナゾノクサを二体出すことが最初のミッション。
二体出すことで相手がポケモンキャッチャーでナゾノクサを倒しにきても
ふたごちゃんで二体目のナゾノクサをアメとラフレシアで①が完成します。
①さえ完成すればピィでのんびり展開できるため、とにかくラフレシア。
また、ミュウの黄泉送りは終盤までに完了すれば良いんですが、
相手の戦う準備ができていないうちにしてしまったほうが
黄泉送りしたミュウがダウンする確率が下がります。
とはいえ、基本黄泉送りしたミュウはきぜつすると思って良いと思います。
マジお疲れッス!
●中盤
①は完成したら次はシャンデラの用意です。
こちらは飽くまでラフ+ミュウの補佐でしかありませんが、
コンボ完成の為には必須であること、またラフが立ったことで
アメが使えなくなっているため早めにヒトモシだけでも出しておく必要があります。
3枚入っているので、最悪壁にもできますし後続も呼べます。
ちなみにこのくらいでピィが続々とダウンしていきます。
遅くともここまでに②は完成しておきたいところ。
●中盤~終盤
余ったナゾノクサやヒトモシを壁にし、
相手のサイドが3枚~2枚くらいまで減った段階で
①、②、③が完成していればベスト。
シノビロックのバトルはここから始まります。
ここでの理想陣形は以下の通り。
■バトル場
→シャンデラ+悪エネ
■ベンチ
→ダークライEX
→ラフレシア
→ミュウGR×1~3
・シャンデラが呪いの影
・シャンデラ逃げる
・ミュウが「なぐってドロン」
・シャンデラ前に
これが終盤の行動となります。
もちろんその間にミュウの補充や山札の圧縮も行います。
ここでひとつ、シャンデラの呪いの影を運用するにあたり
ダメージの置き方を紹介。
本来ここですげー頭使うんですが、予め覚えておけば
対戦時とてもスムーズに動くことができ、残り少ない対戦時間を
有意義に使えるはず。
★相手のHPを70の倍数にしろ!
→なぐってドロンのダメージは50、毒の往復で70となります。
相手のターン終了時にきぜつさせるためには、70、140のHPに
調節しておきましょう。
★硬い相手は50の倍数にしろ!
→悪タイプ、鋼タイプ、進化の輝石がついている相手の場合です。
-20されたダメージで上記条件を満たすには、50、100、150になるよう
調節しておきましょう。
★超硬い相手は全力で戦え!
→悪に輝石がついている的なキチガイじみた防御力の相手の場合です。
具体的にはコバルオン、ダークライ。
毒込往復で30なので、呪いの影も全力で乗っけちゃって良いです。
もちろんドロンだけでも倒せますが、限られた回数をこの相手だけに
割くのはもったいないです。
★柔らかい相手は…少しこまった。
→ミュウで弱点をついてしまうと往復で120となります。
ゴチルゼルが相手の場合は10だけ乗っけておけばいいんですが、
サーナイトを始めとした普通の超弱点たちは
一撃で倒してしまう場合があります。そうなると一瞬スキが出来てしまい
相手に攻撃のターンを1回与えてしまうので、ナゾノクサだとかに
壁になってもらいます。すまないと思う…ッ!
ところでミュウツーEXですが、輝石がついていない場合は予め30乗っけておくことで
影30+往復120+影20で倒せます。
●終盤
山札も少なくなり、ミュウとニコタマの濃度もだいぶ上がっていると思います。
出来れば終盤にもオーキドはかせを取っておいて、毎ターンドロンしたいですね。
とはいえNのドロー能力が落ちた終盤ではミュウが途切れるターンもあります。
その場合は、ダークライ・シャンデラ・ラフレシアあたりに壁になってもらい、
ニコタマ以外のエネを貼る時間を稼いでもらいます。
ダウンしない限り、デッキのエネルギー絶対数は減らないのがこのデッキの特徴でもあります。
このまま相手のサイドがなくなるまで攻撃を続けられたら、
おめでとう、あなたの勝ちです。
ちなみに負けパターンの一つとして、
この終盤にミュウとニコタマを用意できず
壁も機能しなくなったまま最後のサイド1~2枚を取られるというのがあります。
これは相当に切ない。切ないですけれども、十分にありえます。
なので、相手プレイヤーの方も最後まで諦めないほうが賢明です。
とまぁ、こんな感じ。
経験上ですが、これらを意識せずに行き当たりばったりでプレイすると
ふたごで持ってくるカードがわからなかったりNやオーキドの使い分けを失敗したり
うっかり相手がダウンして思いっくそ反撃受けたりとボロボロになります。
■陣形を立てる順番
■ダメージの置き方
■ロック中の自分のターンの過ごし方
これさえ間違わなければだいじょうぶ。
ラフレシアの安心感は何者にも代えがたいものです。おかあさんみたいや…。
◆よくある質問◆
Q.チョボマキは入れないんですか?
A.仰るとおり、超タイプのみで戦うより弱点・抵抗の関係で草も挟みたいので
本物のアギルダーを使うべくチョボマキを入れていたときもありました。
…初手チョボマキがあまりにも逃げられなくてそのまま負けるのが嫌なので抜きました。
Q.アララギ少なくないですか?
A.先述の通り、アララギの役目はドローではなく余剰カードのトラッシュだと思っています。
個人的な意見ですが、アララギは2回も使えれば十分です。
正直もう1枚あればな、と思ったときもあります。3回くらいあります。
Q.ロスト対象はアギルダー以外入れないんですか?
A.ミュウは耐久力が紙なので、黄泉送り=きぜつ(自分も黄泉行き)だと思っています。
僕のデッキの場合ロスト手段がミュウしかないので、1種類に抑えています。
Q.こんなの使ってて楽しいんですか?
A.ウルトラ楽しいです。相手にもちゃんと抜け道あるしね!
◆最後に◆
シャンデラを使うことに特化して模索を続けてきましたが、
結局呪いの影特化のデッキに落ち着いてしまいました。
結局新弾でもWレインボーは出なさそうですし、残念ですが
戦うシャンデラはしばらくお預けですかね。
BW5ではブレンドエネルギーを始め新しいカードがたくさん出ると思うので、
ここでこのデッキが強くなるか弱くなるかわかりませんが、
とにかく楽しみです。
今回の紹介で(直接使うかどうかはさておき)何かの参考になれば幸いです。
ではでは。
~あらすじ~
30歳近い男が躍起になってカードゲームに奮闘し
完成したデッキを説明し始めたよ。(誰にも頼まれてないのに)
……。
というわけで(涙を雑巾で拭いて直後に気づいて顔をしかめながら)、
今回はシノビロックの[プレイング]についてのお話です。後編。
[構築編]の前編はこちら。
http://darkcharizard40.diarynote.jp/201203121531136495/
このデッキはプレイングも含めてストーリーが出来上がっているので、
なんも考えずに適当に使うと草とロウソクが踏み潰されて負けるだけの
ボロ雑巾のような結果になります。
◆コンセプト及びミッション◆
まずは土台から見ていきます。
①ラフレシアを立ててロック状態を作る
②ミュウでアギルダーをロストし、「なぐってドロン」を使えるようにしておく
③シャンデラ、ダークライ立てて、呪いの影を自在に使えるようにしておく
上記三点が最初の目的地となります。
通常のコンボデッキの場合、目的地に到達してから
ようやくバトルが開始できるようになるため、
完成したコンボが相手のカードパワーを上回らないと話にならないのですが、
今回でいうと完成すると相手は完全停止に近い状態になるので
極端な話「負けきる前に完成」すれば問題ないです。
この点がロックデッキがほかのコンボデッキとの違うところ。
ちなみに上記3点は優先順位順に並んでいます。が、
現実的にはミュウがロストするほうが簡単なので②→①→③となることが多いです。
◆実際のプレイング◆
では、実際の流れを紹介します。
●序盤
ミュウ、ピィ、ナゾノクサ×2を用意することが最優先。
理想的な1ターン目は
・バトル場にピィorミュウ
・ポケモンコレクター→ナゾノクサ及び足らない上記どちらかを選択
・ナゾノクサを2体出す
・ミュウで黄泉送りorピィのピピピ
です。
とにかくナゾノクサを二体出すことが最初のミッション。
二体出すことで相手がポケモンキャッチャーでナゾノクサを倒しにきても
ふたごちゃんで二体目のナゾノクサをアメとラフレシアで①が完成します。
①さえ完成すればピィでのんびり展開できるため、とにかくラフレシア。
また、ミュウの黄泉送りは終盤までに完了すれば良いんですが、
相手の戦う準備ができていないうちにしてしまったほうが
黄泉送りしたミュウがダウンする確率が下がります。
とはいえ、基本黄泉送りしたミュウはきぜつすると思って良いと思います。
マジお疲れッス!
●中盤
①は完成したら次はシャンデラの用意です。
こちらは飽くまでラフ+ミュウの補佐でしかありませんが、
コンボ完成の為には必須であること、またラフが立ったことで
アメが使えなくなっているため早めにヒトモシだけでも出しておく必要があります。
3枚入っているので、最悪壁にもできますし後続も呼べます。
ちなみにこのくらいでピィが続々とダウンしていきます。
遅くともここまでに②は完成しておきたいところ。
●中盤~終盤
余ったナゾノクサやヒトモシを壁にし、
相手のサイドが3枚~2枚くらいまで減った段階で
①、②、③が完成していればベスト。
シノビロックのバトルはここから始まります。
ここでの理想陣形は以下の通り。
■バトル場
→シャンデラ+悪エネ
■ベンチ
→ダークライEX
→ラフレシア
→ミュウGR×1~3
・シャンデラが呪いの影
・シャンデラ逃げる
・ミュウが「なぐってドロン」
・シャンデラ前に
これが終盤の行動となります。
もちろんその間にミュウの補充や山札の圧縮も行います。
ここでひとつ、シャンデラの呪いの影を運用するにあたり
ダメージの置き方を紹介。
本来ここですげー頭使うんですが、予め覚えておけば
対戦時とてもスムーズに動くことができ、残り少ない対戦時間を
有意義に使えるはず。
★相手のHPを70の倍数にしろ!
→なぐってドロンのダメージは50、毒の往復で70となります。
相手のターン終了時にきぜつさせるためには、70、140のHPに
調節しておきましょう。
★硬い相手は50の倍数にしろ!
→悪タイプ、鋼タイプ、進化の輝石がついている相手の場合です。
-20されたダメージで上記条件を満たすには、50、100、150になるよう
調節しておきましょう。
★超硬い相手は全力で戦え!
→悪に輝石がついている的なキチガイじみた防御力の相手の場合です。
具体的にはコバルオン、ダークライ。
毒込往復で30なので、呪いの影も全力で乗っけちゃって良いです。
もちろんドロンだけでも倒せますが、限られた回数をこの相手だけに
割くのはもったいないです。
★柔らかい相手は…少しこまった。
→ミュウで弱点をついてしまうと往復で120となります。
ゴチルゼルが相手の場合は10だけ乗っけておけばいいんですが、
サーナイトを始めとした普通の超弱点たちは
一撃で倒してしまう場合があります。そうなると一瞬スキが出来てしまい
相手に攻撃のターンを1回与えてしまうので、ナゾノクサだとかに
壁になってもらいます。すまないと思う…ッ!
ところでミュウツーEXですが、輝石がついていない場合は予め30乗っけておくことで
影30+往復120+影20で倒せます。
●終盤
山札も少なくなり、ミュウとニコタマの濃度もだいぶ上がっていると思います。
出来れば終盤にもオーキドはかせを取っておいて、毎ターンドロンしたいですね。
とはいえNのドロー能力が落ちた終盤ではミュウが途切れるターンもあります。
その場合は、ダークライ・シャンデラ・ラフレシアあたりに壁になってもらい、
ニコタマ以外のエネを貼る時間を稼いでもらいます。
ダウンしない限り、デッキのエネルギー絶対数は減らないのがこのデッキの特徴でもあります。
このまま相手のサイドがなくなるまで攻撃を続けられたら、
おめでとう、あなたの勝ちです。
ちなみに負けパターンの一つとして、
この終盤にミュウとニコタマを用意できず
壁も機能しなくなったまま最後のサイド1~2枚を取られるというのがあります。
これは相当に切ない。切ないですけれども、十分にありえます。
なので、相手プレイヤーの方も最後まで諦めないほうが賢明です。
とまぁ、こんな感じ。
経験上ですが、これらを意識せずに行き当たりばったりでプレイすると
ふたごで持ってくるカードがわからなかったりNやオーキドの使い分けを失敗したり
うっかり相手がダウンして思いっくそ反撃受けたりとボロボロになります。
■陣形を立てる順番
■ダメージの置き方
■ロック中の自分のターンの過ごし方
これさえ間違わなければだいじょうぶ。
ラフレシアの安心感は何者にも代えがたいものです。おかあさんみたいや…。
◆よくある質問◆
Q.チョボマキは入れないんですか?
A.仰るとおり、超タイプのみで戦うより弱点・抵抗の関係で草も挟みたいので
本物のアギルダーを使うべくチョボマキを入れていたときもありました。
…初手チョボマキがあまりにも逃げられなくてそのまま負けるのが嫌なので抜きました。
Q.アララギ少なくないですか?
A.先述の通り、アララギの役目はドローではなく余剰カードのトラッシュだと思っています。
個人的な意見ですが、アララギは2回も使えれば十分です。
正直もう1枚あればな、と思ったときもあります。3回くらいあります。
Q.ロスト対象はアギルダー以外入れないんですか?
A.ミュウは耐久力が紙なので、黄泉送り=きぜつ(自分も黄泉行き)だと思っています。
僕のデッキの場合ロスト手段がミュウしかないので、1種類に抑えています。
Q.こんなの使ってて楽しいんですか?
A.ウルトラ楽しいです。相手にもちゃんと抜け道あるしね!
◆最後に◆
シャンデラを使うことに特化して模索を続けてきましたが、
結局呪いの影特化のデッキに落ち着いてしまいました。
結局新弾でもWレインボーは出なさそうですし、残念ですが
戦うシャンデラはしばらくお預けですかね。
BW5ではブレンドエネルギーを始め新しいカードがたくさん出ると思うので、
ここでこのデッキが強くなるか弱くなるかわかりませんが、
とにかく楽しみです。
今回の紹介で(直接使うかどうかはさておき)何かの参考になれば幸いです。
ではでは。
コメント
初手アギルダーロストの確率が上がりますか。
今度はバニラ(ソール特性)でも仕込んで行くかな!(笑)
このデッキにいれるかどーかっつーとむしろ最適化でした。
何、草炎超悪って。クイタラン入れられるやん、的な。全部マッチしてるやん、的な。
北九州でポケモンカードをしているキュバスと申します。
リンクいただきました。
自分で組んだミュウアギルダーは全然ダメだったので、大変勉強になりました。
どうも、ありがとうございます。
ご覧いただいてありがとうございます。
ジムチャレ以外の大会で結果を残していないので
なんともですが、参考になれば幸いです。
リンク、お願いしますね。
大した日記を書けていないので、申し訳ないですが、リンク、遠慮なくどうぞー