どうしようもないけど悲しかったこと
2018年6月25日 ポケモンカードゲーム コメント (6)6月ももう終わりですが、梅雨らしい梅雨があまり無かったですね。
雨が少ないとそれなりに気持ちがいい天気も多い訳ですが、
雨は雨でなかなか風情があるので
日本人としては「粋」を楽しみたいものです。
具体的にはしとしと雨の降る昼間、あえて音楽をかけずに
部屋の中で本を読むのです。スマートフォンではなくあえての本。
紙だからこその手触りやそれ自体が非日常になることで
気持ちのリフレッシュや体のリラックス、
生まれ変わること請け合い。
時間をあけてふとスマホを見ると720件の着信。
イッケネ、今日平日でした...!
CHANGです。
久々にお昼にお暇をいただいたので
日曜昼のトレーナーズリーグに行ってまいりました。
平和台にあるショップで、大きな倉庫のような
広々とした空間に整然と並べられているデスク。
ドリンクホルダーまでついていて、とても綺麗な空間でした。
参加者は5名、あまり多くはなかったのですが
これで大会自体は成立するなと安心していました。
うち一人の参加者は小学生くらいの男の子です。
受付を終えて待っていると、
何やら店員さんと男の子の間でやり取りをしていました。
聞くに、
「今回は年齢制限でこの男の子は参加させることができない」
というもの。
確認してみると、確かに今回はマスターリーグ。
年齢制限は明確にあり、確認不足は間違いなく男の子側にありました。
「故に、今回は参加が難しいです。ジュニアやオープンの時においでください」
男の子は肩を落としてとぼとぼと店を出ていきました。
残り4人の参加者でリーグを始めている以上、
僕自身が抜けるわけにはいきません。
後ろ髪を引かれながら対戦準備をしていると、
男の子はお父さんを連れて改めて入ってきました。
その上で、店員さんは丁寧に説明。
「お父さんもよくわからなかったよ、ごめんな」
「うん...」
改めて、親子は店を後にしました。
状況だけ見れば、ただの男の子の確認不足、ミスです。
店舗も正当な説明をしており、
ほかの参加者もCSPを獲得する為に
真剣勝負を投げ出すわけにはいきません。
それが正しいし、それが事実でした。以上終了。
ただ、僕はとても悲しく、辛く感じました。
なにかのついでに来れるような場所ではありません。
そんなお店に1人で足を踏み入れ、
恐らく初めてであろう店員さんに勇気を出して受付をしてみたのです。
そして、条件が合わずポケモンカードができず、
1人になってしまいました。
ここで僕が登録した試合を投げ出し彼に対戦を申し込めば良かったのでしょうか。それとも、店員さんが忙しい業務を投げ打って彼を楽しませれば良かったのでしょうか。どちらも、それが正解と言えるかはわかりません。
誰も、誰も悪くないのです。
ただ、これで男の子ががっくりと落とした肩を再び上げることがなかったとすると。
もしかしたら未来のチャンピオンになるべきだった少年が一人減ってしまったかとしれないと考えると。
なんともはや、と思ってしまいました。
僕はそのときただの選手です。
店のことも、男の子のことも、ましてやポケカの未来のことなんて考える理由もなければ義務もありません。
ただ、イベントオーガナイザーとして、
否、20年ポケカしてきた者として、
どうすれば良かったのか、と自問自答をしていました。
なんか、悲しかった。
ひとつ思いつきました。
雨が少ないとそれなりに気持ちがいい天気も多い訳ですが、
雨は雨でなかなか風情があるので
日本人としては「粋」を楽しみたいものです。
具体的にはしとしと雨の降る昼間、あえて音楽をかけずに
部屋の中で本を読むのです。スマートフォンではなくあえての本。
紙だからこその手触りやそれ自体が非日常になることで
気持ちのリフレッシュや体のリラックス、
生まれ変わること請け合い。
時間をあけてふとスマホを見ると720件の着信。
イッケネ、今日平日でした...!
CHANGです。
久々にお昼にお暇をいただいたので
日曜昼のトレーナーズリーグに行ってまいりました。
平和台にあるショップで、大きな倉庫のような
広々とした空間に整然と並べられているデスク。
ドリンクホルダーまでついていて、とても綺麗な空間でした。
参加者は5名、あまり多くはなかったのですが
これで大会自体は成立するなと安心していました。
うち一人の参加者は小学生くらいの男の子です。
受付を終えて待っていると、
何やら店員さんと男の子の間でやり取りをしていました。
聞くに、
「今回は年齢制限でこの男の子は参加させることができない」
というもの。
確認してみると、確かに今回はマスターリーグ。
年齢制限は明確にあり、確認不足は間違いなく男の子側にありました。
「故に、今回は参加が難しいです。ジュニアやオープンの時においでください」
男の子は肩を落としてとぼとぼと店を出ていきました。
残り4人の参加者でリーグを始めている以上、
僕自身が抜けるわけにはいきません。
後ろ髪を引かれながら対戦準備をしていると、
男の子はお父さんを連れて改めて入ってきました。
その上で、店員さんは丁寧に説明。
「お父さんもよくわからなかったよ、ごめんな」
「うん...」
改めて、親子は店を後にしました。
状況だけ見れば、ただの男の子の確認不足、ミスです。
店舗も正当な説明をしており、
ほかの参加者もCSPを獲得する為に
真剣勝負を投げ出すわけにはいきません。
それが正しいし、それが事実でした。以上終了。
ただ、僕はとても悲しく、辛く感じました。
なにかのついでに来れるような場所ではありません。
そんなお店に1人で足を踏み入れ、
恐らく初めてであろう店員さんに勇気を出して受付をしてみたのです。
そして、条件が合わずポケモンカードができず、
1人になってしまいました。
ここで僕が登録した試合を投げ出し彼に対戦を申し込めば良かったのでしょうか。それとも、店員さんが忙しい業務を投げ打って彼を楽しませれば良かったのでしょうか。どちらも、それが正解と言えるかはわかりません。
誰も、誰も悪くないのです。
ただ、これで男の子ががっくりと落とした肩を再び上げることがなかったとすると。
もしかしたら未来のチャンピオンになるべきだった少年が一人減ってしまったかとしれないと考えると。
なんともはや、と思ってしまいました。
僕はそのときただの選手です。
店のことも、男の子のことも、ましてやポケカの未来のことなんて考える理由もなければ義務もありません。
ただ、イベントオーガナイザーとして、
否、20年ポケカしてきた者として、
どうすれば良かったのか、と自問自答をしていました。
なんか、悲しかった。
ひとつ思いつきました。
コメント
文の最後にある「ひとつ思いつきました。」、形になることを願っております。
コメントありがとうございます。どうしても至らない方が悪いのでなんともですが、やりきれないものですね。。
思いついたものはまた座組的なものなので、今やっているものと組ませてなんとか実現したいと思います。
>バンギ算
そうなんです…いたたまれないとはまさにこのこと。。
いたたまれないですね。
せめて、親子に声をかけてあげたいです。
ポケカをしにいっているので、ポケカはしたいですし。
私の近所のジムはレギュレーションや参加条件を知らずに来る小学生や初心者のかたがたまに来ますが、上記のような対応を何度かやったことがあります。(出すぎた意見かもしれませんが、、、)